第46回総選挙が終わりました。緑の大阪は下記の3人の候補と選挙協定を結び支援しましたが、いずれも及びませんでした。

詳しい選挙総括等は後日、掲載します。2012年12月17日

資料. 

小選挙区の宿命 自民得票4割、議席8割 東京新聞より転載

写真 第四十六回衆院選は十七日午前、開票作業が終了し、小選挙区(定数三〇〇)と比例代表(定数一八〇)の計四百八十議席が確定した。自民党の小選挙区全体の得票率は43%程度だったにもかかわらず、獲得議席は二百三十七と全議席の79%を占めた。また、総務省は小選挙区の確定投票率は59・32%だったと発表。衆院選の戦後最低記録で、前回二〇〇九年(69・28%)から約10ポイント下落した。

 衆院選の投票率は現行の小選挙区比例代表並立制が導入された一九九六年の59・65%が戦後最低だったが、それを下回った。東日本大震災後、初めての大型国政選挙だったにもかかわらず、乱立した十二政党が原発政策などで主張の違いを明確に示せず民意の受け皿になりきれなかった。

 戦後の投票率は60%台後半から70%台後半で推移。九六年の現行制度導入後は三回続けて60%前後だった。二〇〇五年の郵政選挙と、民主党に政権交代した〇九年は60%台後半に盛り返したが、再び低下に転じた。

 各党の獲得議席は、三年ぶりに連立政権を組むことになる自民党が二百九十四議席、公明党が三十一議席。政権から転落する民主党は五十七議席で、九八年の結党以来、最低に落ち込んだ。

 自民党の比例代表の獲得議席は惨敗に終わった〇九年の五十五議席から二議席増えただけにとどまった。民意を反映する比例代表での議席獲得が伸び悩んだことは、自民党が有権者の積極的支持を得ていないことを物語っている。

 各党の比例代表の獲得議席は自民五十七のほか、日本維新の会四十、民主三十、公明党二十二、みんなの党十四、共産党八、日本未来の党七、社民党一、新党大地一。維新は獲得議席全体では第三党だが、比例代表では第二党となった。転載以上


小選挙区の得票率と獲得議席

自民 得票率43% 議席占有率 79%
民主 得票率22.8% 議席占有率 9%
維新 得票率11.64% 議席占有率 5%
公明 得票率1.4% 議席占有率 0.03%
みんな 得票率4.7% 議席占有率 0.013%
未来 得票率5.01% 議席占有率 0.006%
社民 得票率0.75% 議席占有率 0.003%
共産 得票率7.88% 議席占有率 0% 小選挙区は当選者なし

比例代表の得票率と得票数

自民 得票率27.62% 1662万人
民主 得票率15.99% 962万人
維新 得票率20.37% 1226万人
公明 得票率11.82% 711万人
みんな 得票率8.71% 524万人 前回は300万人
未来 得票率5.68% 342万人
社民 得票率2.36% 142万人
共産 得票率6.13% 368万人

得票数の変遷

自民
小選挙区では約2608万票(2003年)→約3251万票(2005年)→約2730万票(2009年)→約2564万票(今回)
比例代表では約2066万票(2003年)→約2588万票(2005年)→約1881万票(2009年)→約1662万票(今回)

民主
比例代表で、初めて政権を獲った2009年総選挙の約2984万票から、今回は約962万票と、票数を3分の1に激減

公明:比例代表で約873万票(2003年)→約898万票(2005年)→約805万票(2009年)→約711万票(今回)

共産:比例代表で約458万票(2003年)→約491万票(2005年)→約494万票(2009年)→約368万票(今回)

社民:比例代表で約302万票(2003年)→約371万票(2005年)→約300万票(2009年)→約142万票(今回)


                 声明
                              2012年12月1日

                   緑の大阪 共同代表  野々上愛
                              亀井大幹
緑の党の地域組織、緑の大阪は第46回衆議院議員総選挙にあたり以下の候補予定者と協定書を結び、支援することを決めました。

緑の党も同日1日、推薦を決定。こちらから

大阪18区 中川おさむ さん(日本未来の党) HPはこちら
大阪17区 つじ恵 さん(日本未来の党)   HPはこちら

大阪5区  尾辻かな子 さん(民主党)    HPはこちら

 私たちの基準は2つです。1つは以下の協定書に掲げている政策面での一致、2つめは候補予定者との信頼関係の厚みです。協定書の政策面で一致する候補予定者はほかにもいます。ただこれだけ政治情勢が流動的で既成の党の離合集散が激しい時だからこそ、私たちは政策のみではなく候補予定者のこれまでの活動と私たちとの信頼関係を重視します。
結党間もない日本未来の党への評価は様々です。しかし私たちは座って評論するよりも協同を通じ、働きかけることを選びました。
日本未来の党が、本当に脱原発へ向かう政治勢力になるよう微力ながら引っ張っていきます。私たちと近い考えを持つ中川おさむさん、つじ恵さんを国会に送り込み1ミリでもいいから政治を脱原発、即時廃炉に近づけます。
 尾辻かな子さんは元大阪府会議員。日本で初めて、自らがレズビアンであることを公言した政治家でした。性的マイノリティへの差別や排除をなくすためには大切な人です。民主党にまだ残るエコでフェアでピースな人を国会に送り込み流れを変えます。それが今回は独自候補をたてることができない私たちの選択です。右でも左でもなく前へ。

協定書を掲げる中川おさむさんと松尾京子市議。

中川さんからのコメント 12月16日
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ご支援いただいたのに、ご期待に沿える結果が出せなくて本当に申し訳ありませんでした
これからの事は支援者と相談しながらゆっくりと考えて参りますが、どんなカタチであっても
政治活動は辞めません
今後とも叱咤激励いただければと思います
本当にありがとうございました


投票率55.94%
遠藤 敬(維新)100,312票 当選
神谷 昇(自民) 83,388票 
中川 治(未来) 24,467票
矢野忠重(共産) 21,500票








野々上愛市議と尾辻かな子さん。


尾辻さんからのコメント
 「準備不足で思うような結果が残せず申し訳ない。今後のことは周囲と相談しながら決めるが
もう少し大阪でがんばっていこうと思う。みなさまにもよろしくお伝え下さい。」

  当 国重  徹 公明 新 38歳 111,028(53.8%)
     瀬戸 一正 共産 新 63歳 48,958(23.7%)
     尾辻かな子 民主 新 38歳 46,378(22.5%)
    








協定書を掲げるつじ恵さんと高橋登泉大津市議    

つじ恵さんのツイッターより

12月17日
菅直人から始まった民主党政権の裏切りは、野田佳彦によって民主党への嫌悪を増幅させ、更に私利私欲だけの解散の結果、極右の安倍晋三に3分の2の権力を与え、維新なる54議席を有する挑発者を産み出した。この危険極まりない最悪の政治状況に正面から立ち向かう政党を全力を挙げて作る決意だ。
12月19日
衆議院の3分の2を制した自民・維新の改憲勢力は、参院選までを助走期と捉え、参院選勝利後に間違いなく一気に戦後体制の全面転換を強行してくる。従って、日本政治の天王山の決戦場たる來夏の参院選に何としても改憲反対で勝利する中道・リベラル政党を作ることが急務であり、全力を傾注して頑張る。








            協    定    書 書式はこちら kyoutei.pdf へのリンク

「緑の党」の地方連携組織、「緑の大阪」は大阪第○区の選挙において「○○(△△所属)」と以下の政策協定を結んだので、○○候補の選挙支援を行うものとする。

なお、○○候補は当選の際は政策協定にある政策実現に向けて国会議員活動を行うものとする。

                  記

[最重要政策]

○いのちと子どもの未来を奪う原発は今すぐゼロへ向かう政策を実施すること

−フクシマの悲劇を繰り返さず! 自然エネルギーへシフトする

○原発再稼働をとめる/福島被災地支援を引き続き実施/「節電所」など効率的なエネルギー供給の施策とシステムを拡充/地域分散型の再生エネルギーを2020年までに電力需要の30%に

[個別政策]

○<消費税>税金のムダ使いを放置し、社会保障の充実のないままの消費増税はやめること

○<TPP>TPP交渉に参加せず、フード、エネルギー、ケアの分野で仕事を創り、地域から経済を活性化すること

※「フード」は農林水産業や食「エネルギー」は環境や再生可能エネルギー、「ケア」は医療、介護、子育て、教育などを意味する

○<非暴力・平和>憲法9条の堅持の立場を明確にし、その理念を実現するために平和・外交政策を展開すること

12月2日 中川おさむさんの事務所開きと つじ恵さんの時局講演会の様子はこちらから 

122日 中川おさむさんの新事務所開き

中川おさむさんの新事務所開きが行われ、選挙区からの20数名の市議町議のみなさんをはじめ約350名の支持者のみなさんが集まりました。
和泉市長 辻さんは泉州四市一町に必要なのは中川さんと発言、忠岡町長 和田さんは若いころから原発反対だった、TPPも反対いっしょにかがんばりましょうと発言しました。

中川おさむさんの発言(一部要旨。文責は緑の大阪HP担当にあります。)

 政権交代実現し鳩山さんが国会で演説した時は鳥肌がたった、本当にうれしかった。しかし肝心なことができなかった。20年野党でやってきた国会議員が官僚に使われていくのをみた。現場からはいあがった人が力を発揮できる仕組みがいる。消費税増税を不況の中でやってしまう政権にがまんできなくなり党を出た。
赤とんぼという冷めてもうまい食堂があった。ところが店主が店を閉めるという。聞くと、今でもぎりぎりでやっているのに消費税があがると価格に転化できないから後継ぎの息子はきっと食材費を落とすに違いない。そうすると赤とんぼの味じゃなくなる。そんなことはしたくないから店を閉めるという。もう消費税倒産がはじまっている。
TPPは交渉参加は参加と同じだ。TPPは参加は参加各国の議会の承認がいる。実は交渉から離脱する時も議会の承認がいる。簡単には足抜けできない。どこかの組よりひどい。
このままでは日本が米国の州になってしまう。米国のやり方をやっている時代は終わった。 琵琶湖の水を守ることが知事の仕事という思いを嘉田さんはもっていた。この夏原発とめてもやっていけることがはっきりした。ドイツのメルケル首相は元は原発推進だったが止める決断をした。ドイツは自然エネルギー、再生エネルギーに大規模投資して世界の先頭をいっている。日本も再生エネルギーで新しい成長産業をおこしてアジアに貢献する時だ。じつは中国の原発はあぶない。中国からは偏西風にのって黄砂がやってくる。これはとめられない。中国に事故がおこったら大変なことになる。日本は中国に自然エネルギーを提案すべきだ。
学校給食を地産地消でやりたい。泉州は漁業も農業もあるからやれる。
若い時に釜が崎の寄せ場から吹田の万博建設会場に土方に行った。1970年頃の話。その時の日給が6500円から7000円。今、梅田北ヤードの再開発で仕事している一人親方の型枠大工の親方の日給が6500円。体を動かしてお金をもうける人の給料があまりにも安い。お金を動かしている一部の人だけが儲かっているのはおかしい。強欲な資本主義は退治せんといかん。
GNPやGDPの一位二位はどうでもいい。人口の多い中国やインドのそれが大きくなっていくのは当たり前。日本人のもっている技術をいかし、東アジアといっしょにやっていかないと日本の生きる道はない。泉州から世界をみつめる議員でないとこれからはつとまらない。連合の運動員は全部ひいたが私はみなさんといっしょにやっていく。



事務所開きに集まった支持者のみなさん
右は掲げられた緑の党の旗
 


12
2日 
つじ恵さん、森田実さんの時局講演会

つじ恵さんは、民主党の中は、議論だけして 結局は一任という野田独裁体制にかわっていった。民主党は守旧派になってしまった 信頼できる仲間はまだ民主党の中でがんばっている。歴史の転換点をつくっていく戦いだ等々と発言。 

会場からは、やはり、突然の民主党離党(11月30日)とそれに伴う日本未来の党への入党についてのとまどいの意見や小沢さんと同じ党に入ることについての質問が多くありました。
辻惠さんの切羽詰まった選択と決意がひしひしと感じられました。
辻惠さんは、憲法9条について熱い想いを持った人であり、日本未来の党を「9条改憲」を阻止する方向に持っていってくれる人だとも感じました。
今の右傾化の状況を変えなくてはとの強い決意が伝わってきました。
森田実氏は、今回の選挙によって、自民党と維新の会の得票によっては、憲法改悪が現実のものとなり、 「徴兵制」も実行されるかもしれないという事態に直面することになる危険性を訴えていました。それを阻止するのは、平和を望む女性の行動であり、女性の意識ある行動によって阻止できるとも言われていました。
今日は、激動の時代を垣間見た思いでした。(YとF)


時局講演会の様子 右は講演するつじ恵さん 講演の動画はこちらから

 




脱原発つうしんぼ