集会に緑の大阪も協賛。緑の大阪共同代表 野々上が司会を務めました。
集会では村山富市さんのビデオ映像の後、佐高信さんの基調講演が行われました。

佐高さんの講演
日本の政治は日中関係と日米関係のバランスをとりながらうまくやっていくことが大切だ。
戦後の自民党にはハト派とタカ派の流れがあった。岸、中曽根、安倍と続くタカ派、石橋湛山、池田、三木武夫、宮沢喜一と続くハト派、今日の自民党ではハト派がいなくなってしまった。本来その流れを継ぐはずの谷垣のだらしなさは許せない。スパイ防止法に反対したのに秘密保護法に沈黙している。法務大臣が抗議の辞職でもすれば秘密保護法はすぐにつぶれるのに。
安倍は日本を北朝鮮のような国にしようとしている。





猿田佐世さん(ND新外交イニシアティブ事務局長)
弁護士 猿田さんは、日本の情報を米国の政治家はよく知らず いわゆる知日派の限られた情報でワシントンが動いていること、ワシントンから発せられた情報が日本にもたらす威力が絶大なこと、日本から知日派以外の情報のパイプをつくることの重要性を訴えた。そのためにシンクタンクND新外交イニシアティブをつくったとも。また安倍の村山談話見直しの動きが、米国の圧力から後退したことも紹介した。

靖国合しイヤですアジアネットワーク日本軍「慰安婦」問題、関西ネットワーク朝鮮学校高級学校無償化を求める連絡会「ピースおおさか」の危機を考える連絡会からアピールがありました。





新聞労連の日比野委員長からは特定秘密保護法に対する反対行動に取り組もうという提起がありツワネ原則が紹介されました。




なお集会に対し、街宣右翼は約10台の街宣車を出し、周辺で妨害行動を行いましたが、集会参加者は「今日はえらいにぎやかですな」と笑いながら集会に来場していました。
在特会も集会場から100mほど離れた交差点付近で約18名で街宣を行っていましたが、集会主催者側はしっかりガード゜し、寄せ付けることはありませんでした。集会参加者への来場妨害もまったくできませんでした。早々に引きあげたようで、街宣右翼も含め集会後のデモの妨害はありませんでした。


資料 村山談話 全文

戦後五十年の節目に当たりまして、総理大臣としての談話を述べさせていただきます。
 先の大戦が終わりを告げてから、五十年の歳月が流れました。今、あらためて、あの戦争によって犠牲となられた内外の多くの人々に思いを馳せるとき、万感胸に迫るものがあります。

 敗戦後、日本は、あの焼け野原から、幾多の困難を乗りこえて、今日の平和と繁栄を築いてまいりました。このことは私たちの誇りであり、そのために注がれた国民の皆様一人一人の英知とたゆみない努力に、私は心から敬意の念を表わすものであります。ここに至るまで、米国をはじめ、世界の国々から寄せられた支援と協力に対し、あらためて深甚な謝意を表明いたします。また、アジア太平洋近隣諸国、米国、さらには欧州諸国との間に今日のような友好関係を築き上げるに至ったことを、心から喜びたいと思います。

 平和で豊かな日本となった今日、私たちはややもすればこの平和の尊さ、有難さを忘れがちになります。私たちは過去のあやまちを二度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりません。特に近隣諸国の人々と手を携えて、アジア太平洋地域ひいては世界の平和を確かなものとしていくためには、なによりも、これらの諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を培っていくことが不可欠と考えます。政府は、この考えにもとづき、特に近現代における日本と近隣アジア諸国との関係にかかわる歴史研究を支援し、各国との交流の飛躍的な拡大をはかるために、この二つを柱とした平和友好交流事業を展開しております。また、現在取り組んでいる戦後処理問題についても、わが国とこれらの国々との信頼関係を一層強化するため、私は、ひき続き誠実に対応してまいります。

 いま、戦後五十周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。

 わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に過ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。

 敗戦の日から五十周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義とを押し広めていかなければなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対するつぐないとなり、犠牲となられた方々の御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。

 「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。